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  • 今月の症状別アドバイス水虫
水虫(たむし)の正体は、白癬菌というかびの一種で、皮膚の一番外側の角質層に寄生しています。冬場のように低温で乾燥している状態では、なりをひそめていますが、春先から夏場にかけて高温でジメジメしてくると、増殖して患部を悪化させます。

水虫になると、ほかの部位に症状が広がるだけでなく、他人に感染してしまうことも少なくありません。悪化を防ぐためにも、早めの治療が肝心です。またいったん治ったように見えても皮膚の中に潜んでいることが多いので、症状がなくなったあとも1ヵ月間は根気よく治療を続けましょう。
そしてなにより水虫にかからないよう、足を清潔に保つ、高温多湿を避ける等、しっかりと予防法を身に付けましょう。

今月は、水虫対策と正しくお薬を選択するために役立つサイトをご紹介します。

このサイトの“おくすりQ&A”でも解説しています。
おくすりQ&A  「水虫・たむし用薬」


こんなときはこんな薬

水虫は、白癬菌が繁殖して起こり、かゆみ、水ぶくれ、皮むけなどの症状が現れます。患部をよく洗ってから【水虫薬】を使います。
 じゅくじゅくしているとき→【軟膏またはクリームタイプ】
 カサカサ皮膚が厚く角質化しているとき→【液剤またはクリームタイプ】

薬を使用し、かゆみなどの症状が消えても、約1か月は根気よく薬を塗り続けることが大切です。また、患部をいつも清潔にするよう、心がけましょう。
水虫治療薬でなく、ステロイド剤など他の皮膚病の薬を使うと、症状が悪化することがあります。まずは、薬剤師・登録販売者などに相談しましょう。

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