OTC医薬品に含まれる一部物質がドーピングの禁止成分に指定されている場合がありますので、競技者としてスポーツの大会に参加する場合はご注意ください。
たとえば、世界アンチ・ドーピング規定で協議会時に禁止される成分として「特定物質である興奮薬」に分類されている「エフェドリン」や「プソイドエフェドリン」は風邪薬や鼻炎薬に広く使用されている成分です。
日本スポーツ協会は、公式サイトに
「アンチ・ドーピング使用可能薬リスト」を掲載していますので参考になります。
ドーピング検査の対象となる競技者の方は、医療用医薬品やOTC医薬品をご利用される前に、医師や薬剤師などの専門家に相談することをお勧めします。また、薬剤師の中には、最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師である「スポーツファーマシスト」という資格を持った薬剤師も存在しており、日本アンチ・ドーピング機構のサイトで全国のスポーツファーマシストの方を検索することができます。
そのほか、スポーツ関連の各団体では参考情報を発信しています。