国内の医療機関からアセトアミノフェン製剤との因果関係が否定できない症例の報告がなされたため、アセトアミノフェンを含有する一般用医薬品でも副作用の重篤な症状に「急性汎発性発疹性膿疱症」「間質性肺炎」「腎障害」を追加記載することになりました。
@「急性汎発性発疹性膿疱症」は赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
A「間質性肺炎」では階段を上がったり少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等が見られ、これらが急に現れたり、持続したりします。
B「腎障害」では発熱、発疹、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等が現れることがあります。
これらの症状が現れた場合は副作用の可能性がありますので直ちに服用を中止し、説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。