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協会ニュース 2007.11.26
小児用シロップ剤(かぜ薬、咳止め薬及び鼻炎用薬など)の使い方にご注意を
気温も低くなり、かぜなどの流行する季節です。お子様に、かぜ薬、咳止め薬及び鼻炎用薬の小児用シロップ剤を服用させる際には、添付文書に記載されている諸事項、とりわけ下記の注意事項を十分に確認の上お使いください。

・「定められた用法・用量を厳守してください。」
・「小児の手のとどかない所に保管してください。」
・「小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。」
・「1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ
  服用させてください。」


(御参考) 米国の医薬品メーカー数社は、今年10月に2歳未満の乳幼児向けOTC薬の一部(かぜ薬、咳止め薬及び鼻炎用薬のinfant drops等)を発売中止にし、自主回収を行うと発表しました。

これは、乳幼児に使用する、かぜ薬、咳止め薬及び鼻炎用薬を誤って多く与えるという過量投与による事故が問題視されたためです。対象品目(15品目)のリストや関連する注意喚起等が専用ウェブサイト(http://www.OTCsafety.org)にまとめられています。

これらの製品のほとんどは、“infant drops”と称されるスポイトで計量して投与するタイプの薬で、日本で販売されているような内服液剤(シロップ剤)と大きく異なっており、例えば日本で販売されているかぜ薬、咳止め薬及び鼻炎用薬の小児用シロップ剤を、米国で自主回収されている製品と比較すると、濃度が1/10〜1/20程度となっています。なお、日本で販売されているような内服液剤は自主回収の対象とされていません。

しかし、当協会で行った過去10年間の実態調査の結果、事故につながったものはありませんでしたが、誤って多く服用させたという過量投与例は存在することが分かりました。そこで、風邪のシーズンに入る事でもあり、重ねて使用上の注意についてお願いする事と致しました。


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