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協会ニュース 2005.3.29
日本薬学会第125年会で「スイッチOTCの役割-日本と海外との比較-」が発表されました
2005年3月29日から3日間の予定で東京ビッグサイトで開催された日本薬学会第125年会で、東京薬科大学講師泉澤恵先生は、「スイッチOTC薬の役割-日本と海外との比較-」と題するポスターセッションで、セルフメディケーションの強い助っ人であるスイッチOTC薬を国際比較から展望されました。
これからの私たち国民のセルフメディケーションに対する大きな指針となるものと期待されます。


スイッチOTC薬の役割-日本と海外との比較-
セルフメディケーションの強い助っ人
―スイッチOTC薬を国際比較から展望する―
東京薬大薬 泉澤 恵、海老原 格

2年以上も前になりますが、厚労省はセルフメディケーション実践の重要な手段として、スイッチOTC薬(Rx-to-OTC と略す)の開発促進とその安全対策の充実を提案しました。

具体的には、海外におけるRx-to-OTCのスイッチ成分や用いられる範囲などの状況を踏まえ、国際的整合性を図りながら、セルフメディケーションの主体である国民から“求められ、信頼され、安心して使用されるものとすべき”としています。こうした背景を基に、我々は、米・英・独・仏といった海外諸国におけるRx-to-OTCの現状と開発方向を参照し、我国の状況を分析し、今後を考察してみました。

各国間において、スイッチ化された成分の種類・数、カバーする領域に国際的整合性は見られないものの、米、英ではRx-to-OTC の開発方向がきちんと示され、実行に移されています。その一例として高脂血症薬のRx-to-OTCがあり、セルフメディケーションにとって大きな力を発揮しています。

一方、我国では、成分の種類、領域ともに方向性があるとは言い難く、先に厚労省が提案した新しい領域、例えば、生活習慣病の症状の発現予防、生活の質の改善・向上へ早期に取り組むことが、グローバルな視点からして喫緊の課題と考えられました。
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