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くすりの正しい使い方 注意したい薬の飲み合わせ、食べ合わせ
薬と薬、薬と飲み物や食べ物との組み合わせによっては、効果が弱まったり、強まったり、副作用が強く出たりすることがあります。 薬に添付されている説明書には、一緒に飲んではいけない薬などについて記載されていますので、忘れずに確認しましょう。

OTC医薬品+OTC医薬品

右ページの表で同じ枠内にあるOTC医薬品どうしも、飲み合わせには気をつける必要があります。特に、【総合かぜ薬】【解熱鎮痛薬】【鼻炎薬】【せき止め薬】を合わせた薬ですので、併用すると成分が重複してしまいます。
【かぜ薬】から、【せき止め薬】などに薬を変えるときの間隔は、前の薬を続けて服用するときの間隔と同じです。かぜ薬が1日3回の場合は4時間以上、1日2回の場合は、6〜8時間あけてから、せき止め薬を服用できることになります。



【便秘薬】には、腸まで溶けずに運ばれるように工夫している錠剤が少なくありません。【胃腸薬】の中には、一緒に飲むと【便秘薬】が早く溶けてしまい、効果が出なかったり、吐き気や胃痛などの副作用を一時的に起こすものがあります。
【胃腸薬】を服用したときは、便秘薬との服用間隔を1時間以上あけるようにしましょう。

医療用医薬品+OTC医薬品

病院から薬をもらっている方は、OTC医薬品を利用する場合、あらかじめ医師・薬剤師に相談してください。


医薬品+食品

薬は、コップ1杯の水かぬるま湯で飲みましょう。他の飲み物で飲むと、さまざまな影響があります。
牛乳
牛乳や乳製品は、胃のpHを上げる働きが強い食品です。薬によっては効き目が低下し、効果の発現に時間がかかることがあります。
ジュース
薬によっては吸収が低下することがあります。病院で処方されるコレステロールや血圧の薬は、グレープフルーツジュースと一緒に飲むと、効果が強く出たり、副作用が現れやすくなります。
コーヒー・お茶
薬の中にカフェインが含まれているものがあり、一緒に飲むと、カフェインのとりすぎで興奮して眠れなくなることがあります。
アルコール
薬の効き目が強く出すぎたり、副作用が現れやすくなります。

便秘薬と牛乳、乳製品

ふだん胃の中は強い酸性で、大腸は中性です。ビサコジルを主成分とする便秘薬(腸溶錠)は、中性になると溶けるように作られています。食後は、食べ物で胃酸が薄まって中性にかたよっているため飲んではいけません。就寝前などの空腹時に飲むようにしてください。
同様に、牛乳と一緒に飲むと胃で溶けることがあります。また、ヨーグルトなどの乳製品には整腸作用があるものが多く、お通じもよくするといわれていますが、牛乳同様、便秘薬と一緒にとるのは避けましょう。乳製品を食べるときは、効果が出なかったり、副作用の原因となりますので、便秘薬の服用前後は1時間以上あけてください。